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FAQ

デジタル・エンタープライズ化を進めるには

以下にデジタル・エンタープライズ・ソフトウェア・スイートについてよくある質問を集めました。質問をクリックするとそれに対する回答が得られます。

Industrie 4.0は、IoTを(モノのインターネット)の一環として、製造業のデジタル化に焦点を当てていいます。一方で、IICはその先も含んでおり、より一般的に説明されています。 – 例えば、ヘルスケア、エネルギーやIoTそのものも対象としています。

 

Industrie 4.0:

未来志向のIndustrie 4.0プロジェクトは、ドイツ連邦政府のハイテク戦略の一部を形成します。Industrie 4.0の目標は、インターネット時代のためのドイツの製造業を準備する先進的な戦略を開発することです。中核となる点は次のとおりです。

  • 対応する技術的なITサポートを介した価値創造プロセス全体の水平統合
  • 全体の価値創造チェーンに沿った、すべてのエンジニアリングツールのシームレスな統合
  • 垂直統合、生産システムのネットワーク化

2015年のハノーバーフェアでは、Industrie 4.0プラットフォームが再構築され、ドイツ政府の主導になりました。その管理グループには、Festo、SAP、Siemens、Telekom、およびConfederation of German Industry(BDI)などの企業が含まれます。民間企業、学界、政策立案者や組合が、1つ屋根の下でIndustrie 4.0の分野の基礎研究段階で目標に向かって連携して取り組んでいます。その目的は、携帯電話の実装の初期段階に生じるような、地域の規定が放置されて増殖することなく、意味のある調整が行われることです。

 

IIC:

  • IICは、2014年3月に設立され、そのメンバーには、あらゆる規模のテクノロジ企業、研究機関、大学、政府機関が含まれます。シーメンスは、2015年1月よりメンバーになりました。
  • IICは、ベストプラクティスの交換、および「インダストリアル・インターネット」の成長促進のためのネットワークです。それは、加速する開発と適応やネットワーク接続機器や装置の広範な使用だけでなく、インテリジェントなデータ解析にも焦点を当てています。

 

シーメンスとIndustrie 4.0/IIC:

  • シーメンスは、技術的、地理的な観点の両方において、ビジネスの成功につながるすべての活動に参加しています。
  • グローバル企業として、シーメンスは、IICとIndustrie 4.0や他のコンソーシアムのような取り組みの両方に関与しています。当社は、新たに設立したIndustrie 4.0プラットフォームで主導的な役割を果たしてきました。
  • 様々な取り組みによって行われた多様なアプローチは、多くの点で刺激的です。例えば、イニシアチブ間のクロスボーダーのコミュニケーションと理解により、非常にグローバルな視点や標準へ素早くアクセスできるようになります。

製造業のデジタル化は世界的なトピックです。この製造業の将来とデジタル化の重要性に関する基礎的な議論は、いたる所で行われています。その理由は、以下のように、世界中で非常によく似た課題に直面しているためです。

  • 新製品を短い時間内で市場に投入する必要がある
  • 製品の個別化と急速に変化する市場に対するフレキシビリティの増加が必要
  • 効率改善のための継続的な要求が、開発期間の短縮や資源/エネルギーの削減を必要としている

 

アメリカ「Industrial Internet Consortium」(IIC)におけるドイツの「Industrie 4.0」のように、将来の製造業の実現につながる、様々な国際的なイニシアチブがあります。一方で、世界各国の政府は、自国の製造業の強化または復活のためイニシアチブに投資しています。Industrie 4.0の技術もここでも必要とされます:

  • ドイツでは、とりわけ政府や各種団体が将来の製造業のテーマを推進しています。ドイツ連邦政府は積極的に、オートノミック、生産技術、スマートデータ/スマートサービス、ITセキュリティなどのプロジェクトのサポートによって、Industrie 4.0の推進をサポートしています。これらのテーマ(デジタル化のための定義)では、研究の必要性は依然として非常に大きいです。ドイツ、実際にはヨーロッパは他の地域から後れをとらないよう、研究と改革を強化するための努力を続けなければなりません。
  • 米国では、IICまたはSmart Manufacturing Leadership Coalitionのような、企業のコンソーシアムが、このテーマに取り組んでいます。

 

さらには、製造業を強化するための取り組みもあります。例えば:

  • 米国政府は、National Network for Manufacturing Innovation(NNMI)を通じて製造革新を支援しています。この取り組みは、オバマ大統領のイニシアチブのもと産官学のパートナーを結集し、製造技術革新を進め、実用化を加速させるため、既存リソース活用を促し、産官学の協力および共同投資を推進しています。
  • インドでは、「Make in India」プログラムにより、インドの製造業の成長を年間10%以上に増やすことを目指して、技術革新、投資の簡素化、製造基盤強化、および資格の拡大を促すよう奨励しています。
  • 中国では、政府による包括的な経済改革は、製造業を変革するためのはるかに大きな機会を与えています。「Manufactured in China 2025」プログラムでは、「Made in China」から「Created/Innovated in China」という産業発展において、技術革新がその中心になっています。

Industrie 4.0はお客様の要求の結果、発生しました。また、Industrie 4.0が存在する理由は、お客様のシステムの中に見られます。シーメンスの製品には、両方の要件を満たす主要な要素が含まれており、実装することが可能です。シーメンスは、Industrie 4.0への道を「デジタル・エンタープライズ」と呼んでいます。デジタル・エンタープライズへのパスは、論理的に互いの上に構築される以下の4つのコア要素からなります。

  • デジタル・エンタープライズ・ソフトウェア・スイート – ソフトウェアベースのシステムの包括的なポートフォリオで、15年以上をかけて築かれました。デジタル・エンタープライズ・ソフトウェア・スイートは、コラボレーティブプラットフォームであるTeamcenterをバックボーンとして、PLM(製品ライフサイクル管理)、MES/MOM(製造実行システム/製造オペレーション管理)、およびTIA(Totally Integrated Automation)をシームレスに統合します。シーメンスは、今後数年間でデジタル・エンタープライズ・ソフトウェア・スイートを拡張し、完成させる予定です。
  • 産業通信ネットワーク
  • 自動化のためのセキュリティ
  • ビジネス固有の産業サービス

シーメンスの製品は、これら4つのコアすべての要素を持っています。そのため、お客様は今でもIndustrie 4.0の段階的な実現のために、将来的なソリューションに投資することができます。

最も重要な点は、お客様の要求にあります:

  • 製品の設計から生産・メンテナンスまで統合された一連のツールを通して、市場投入までの時間を短縮
  • PLM(製品ライフサイクル管理)、MES/MOM(製造実行システム/製造オペレーション管理)、および自動化の統合により柔軟性を向上
  • 開発期間短縮と資源やエネルギーの削減による効率の改善

これらの要求から、シーメンスは、プロセスや製造業におけるお客様の価値創造チェーンの統合に総合的なアプローチを開発し、さらに、サプライヤーのネットワークとのシームレスな技術的なデータ交換を含めた、独自の価値創造チェーンを開発しました。この価値創造チェーンの統合は、産業用ソフトウェアと結合されたデジタル化の手段によってのみ可能で、ユニークな特徴は、それが産業部門やプロセス、産業用ハードウェアと自動化、およびソフトウェアとデータ分析の組み合わせに関するノウハウのための単一のソースであることです。

マセラティ: 製品設計からサービスに至るまで、シーメンスのテクノロジーを完璧に組み込んだ工場を設置しました。この統合の結果、開発時間は30%短縮され、市場投入までの時間は30ヶ月から16ヶ月に短縮されました。バージョン、色、その他の設定オプションの最大70,000種類の組み合わせの数にも関わらず、生産台数は3倍に増加しました。

 

マーズローバー: PLMソフトウェアはNASAの「キュリオシティー」の開発を支援しています。非常に厳しい環境に必要な機能を高度なシミュレーションによって決定します - 最初に仮想開発を行い、テストを実施し、構築します 。

 

Eisenmann(中規模のドイツ企業): PLMソフトウェアは、自動車産業のためのディップコーティングラインの構築およびシミュレーションのために使用されています。この複雑なプラントの最適なプログラミングのために必要なプロセスパラメータを提供 - 様々なタイプやディップ曲線のボディの搬送、つり上げ、回転動作のための3つの回転軸。

 

アンベルグは、Industrie 4.0の事例として頻繁に取り上げられています。この設備の特に特徴的なのは、

  • 1989年のオープン以来、従業員数はほぼ変わらず(約1200名)、生産量を約8倍に増加
  • 最小限の不良品発生率(品質レベル99.9988%)
  • SIMATIC制御テクノロジによる1000種類以上の製品
  • 年間1500万製品 – 2秒に1製品のペースで出荷
  • 製造の初期段階から出荷まで、約1000基のSIMATICコントローラを使用
  • 価値創造コンテンツの75%がインテリジェントマシンやコンピュータで管理、残りの25%がIT(デジタル化)の支援を受けた従業員に依存しています。

今日、会社内での多くの活動はソフトウェアでサポートされています。そのため、全製品の製造過程全体にわたって、同社のコアプロセスをシームレスにデジタル化し、ソフトウェアツールを使用することでこれを実現することに焦点が移ってきました。将来的には、価値創造プロセスのどの部分にも、独自のデジタルマップなしでは存在することができなくなります。これは、潜在的な製品に関するアイデアから始まり、製品の開発・生産・試運転および使用に続き、製品とそれを基にした関連する新しいサービスが提供されるまで継続します。デジタル・エンタープライズの主要な側面の一つは、それがシームレスにデジタル形式での価値創造プロセスを再現し、相互にこれらを結ぶことです。

 

デジタル・エンタープライズへのパスは、論理的に互いの上に構築される以下の4つのコア要素からなります。

 

デジタル・エンタープライズ・ソフトウェア・スイートは、産業価値創造チェーンのすべての要件をカバーするディスクリート製造業のためのソフトウェア製品で構成されています。そのバックボーンは、コラボレーティブな製品データ管理のためのソフトウェアプラットフォーム「Teamcenter」です[= シーメンスの統一されたデータプラットフォーム(データバックボーン)]。Teamcenterは、世界中の従業員がシームレスに同じデータベースにアクセスし、より効率的な統合と協働を可能にします。TecnomatixとNXは設計と計画のために使用します。実際の製造においては、製造実行システム(MES)SIMATIC IT、SIMATIC S7コントローラ製品ラインなどの製品は、世界各国で実際の生産で実証されています。

 

産業用通信ネットワークにおいて、シーメンスは、SCALANCE Xファミリのスイッチに関連する、ASインターフェースから工業用イーサネットまで、互いに適合した通信ネットワークの提供の包括的な製品を揃えています。

 

産業用セキュリティ、すなわち自動化のためのITセキュリティは、その「多層防御:Defense in Depth」をコンセプトに、シーメンスは工業用製品やサービスまで幅広い製品を提供しています。この製品は、プラントおよびネットワークセキュリティだけでなく、システムの整合性も含まれています。

 

ビジネス固有の産業サービスとしては、シーメンスは、データベースサービス(例えばプラントデータサービス、プラントセキュリティサービス、およびプラントクラウドサービス)のような従来のサービスを提供しています。産業用プラントのクラウドサービスは、SAP Hana技術を利用し、オープンクラウドプラットフォームに基づいています。シーメンスのお客様は、クラウド内のアプリケーションを開発拡張し、動作させるためにこれを使用します。現在、インテリジェントデータ分析および評価は、すでに工業決定プロセスをサポートするのに活用されており、生産性の向上に決定的な貢献をしています。これに関連して、デジタル化は、長期間にわたり世界的規模で急速に生成される大量のデータが供給されることを意味するだけでなく、そのようなデータを収集し、その内容を分析し、結論を導き出し、完全に新しいビジネスモデルを開発し、最終的に大きな価値を生み出すことを意味します。

製造業のデジタル化は、バーチャルとリアルの世界の両方のつながりにより、「ビッグデータ」だけでなく「スマートデータ」も要求します。すなわち、データだけでなく自動化とプロセスのノウハウをインテリジェントに活用することです。

 

製造業のビジネスモデルの深い理解を元にしたバーチャルとリアルの世界に対する技術的な理解は、必須であると同時に役に立ちます。これは他のどこよりも、長期間この分野に精通している自動車メーカー、電気技術プロバイダーや機械メーカーなどの企業が所有しています。

 

いかなる企業も、一晩で全てのソフトウェアやITインフラストラクチャを見直すことができないのは明らかです。結局は、移行と更新の長期的なプログラムを通じて、正しいところから更新を始め、必要な変化を経済面で実行可能にできるかがポイントになります。可能な新しい開発や標準化を待つことよりも、最初のデジタル化のステップを迅速に導入することにより(例えば、Teamcenterのような共通データバックボーン)、開始する方がよいでしょう。

サイバーセキュリティは、デジタル化された経済の中で大きな課題であり、重要な競争要因です。多くの場合、ITセキュリティのための十分な全体的な戦略を持っていないと、製造プロセスにおいても重大な危険につながる、という必須の自覚が欠如しています。「多層防御:Defense in Depth」をコンセプトにして、シーメンスは徹底的にセキュリティ戦略をチェックし、効果的な措置および/または対策を開発することによって、企業をサポートしています。